ワールドカップアジア2次予選 日本対カンボジア戦感想
連日プレミア12の感想などを書いていたのですが、今週はサッカー日本代表も試合があるのです。
私はサッカーも好きです。日韓ワールドカップからのにわか組なのですが、特に海外サッカーのレベルの高さと素晴らしいプレーの数々に魅せられ、学生時代は深夜やっている海外リーグなどの試合をみていました。
Jリーグや代表戦も勿論みます。Jリーグは中々テレビで放映してくれないのが残念でなりません。
ちなみに特にJリーグで贔屓にしているチームは無いのですが、埼玉に住んでいるため、埼玉が誇る民法ラジオNac5の朝の番組「ウォーミングアップミュージック」のおかげで少々浦和レッズが気になっております。
グループE首位の日本
ワールドカップ出場常連国になった日本。もはやアジア予選なんて突破して当たり前という雰囲気ですが、私が物心付いた時は野球全盛期であり、サッカーの知名度はまだまだだったと記憶しています。
そしてJリーグ発足、代表のワールドカップ出場と日本のサッカー人気は、野球のそれと比肩するレベルになったと言えます。
この20年ほどでここまで強くなった国というのはそうそうないと思います。
アジア2次予選はAからGの8グループに分けられ、各グループの1位と2位の成績上位4チーム、計12チームが最終予選に進む事ができます。
我らが日本代表は現在グループEの首位。ですが2位のシリアに勝ち点で1差と迫られている予断を許さない状況。対してカンボジアはここまで勝ち点無しの最下位。
カンボジアのホームでの対戦となりますが、格上の日本相手にガン引きの守備的なサッカーを仕掛けてくるのは目に見えています。その守備を崩し、勝ち点3を奪ってグループ首位を守りたいところです。
日本の本日のスタメンはこちら
岡崎 宇佐美 香川 原口 山口 遠藤 藤春 槙野 吉田 長友 西川
お得意の4-2-3-1の布陣ですが、前のシンガポール戦からスタメンは8人代わっています。ハリルホジッチ監督は勝ちを目指すとともに、今後の最終予選に向けてのメンバー選考も兼ねているのかと思います。
キックオフして数分後の感想は、まず日本やり難そうにしてるな~。芝と、ボールもあるのでしょうか?その感覚の違いもあってか、戸惑いが伝わってきます。不安な立ち上がりでした。
正直守りも攻撃もイマイチといった前半戦
ボランチの2選手がボールを上手く運べず、サイドも有効に使えているは言えない状況でしたし、守備もカンボジアのカウンターからシュートチャンスを作られるなど危ない場面も何度かありました。
攻撃もキャプテンの岡崎選手、香川選手、宇佐美選手、原口選手で攻めますが良い流れを作る事ができません。
そのままパッとしないまま前半終了。これはテコ入れ必須でしょうか。
後半戦開始
後半は開始から遠藤選手に代わって、浦和レッズの柏木選手の投入です。これは仕方のない交代でしょう。今日の遠藤選手は上手く機能しているとはいえませんでした。
するとその直後、柏木選手のパスから岡崎選手がエリア内で倒され日本PKをゲット。しかしこれを蹴った岡崎選手がまさかのPK失敗。う~ん、このPK失敗が今までの日本の展開を象徴しているような気がします。
と、思った矢先、またまた柏木選手のコーナーキックから岡崎選手のゴール。オウンゴールにも見えました。どっちだろう。ともかく先制。
見ていて正直ほっとしました。最悪の負けはこれで無くなったかな。
その後も柏木選手がテンポよくボールをさばいて、日本にはリズムが出てきました。しかし得点の気配はまだまだ遠そうです。
後半17分には宇佐美選手に代えて本田選手を、41分には岡崎選手に代えて南野選手を投入。
その本田選手が後半戦終了間際に藤春先週のクロスを頭で叩き込んで追加点。
結果は2-0で日本代表の勝利となりました。
結果と課題
勝ち点3を獲得できたのはよかったと思います。ここまで無失点、無傷のグループ首位。ですがあくまで隠した相手の2次予選です。
負けるとは思っていませんでしたが、ちょっと行き先が不安な内容でした。
ハリルホジッチ監督は多くの選手を招集して試合で使ってきましたが、そろそろ中心となる選手を絞り込んでいくでしょう。今回低調なパフォーマンスで終わった選手たちも気が抜けないのではないかと思います。
2015年の代表戦はこれで終了。次は来年の3月と結構間があきますね。
日本の冬はプロスポーツがオフシーズンなので寂しい限りです。Jリーグもオフですが我々には高校選手権がある!
また来年のハリルジャパンに期待しましょう。