万化を楽しむ!

アラサーリーマンが日々思いついた事を書き殴ります。妻も私もオタクな為、オタク関連多めです。

腹痛を訴えて病院へ行ったら症状を特定するまでに5人の医者に罹った話  その2

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原因不明の腹痛に悩まされ、我慢の限界に達した深夜、救急病院へ

胃薬と痛み止めを処方してもらい、なんとなく治った気になった私は会社へ出社するための準備をしていました。しかもその日は飲み会があったため、参加する気で。

普段車通勤なので、電車会社に向かう準備を。

今まで自然治癒しなかったのだから胃薬程度で良くなるわけがないのです。なのに飲み会に参加しようというのだから本当にアホですね。

しかしこれがさらなる苦難の道への入り口となるとはその時の私は思ってもいなかったのです。

なんとなく大丈夫な気がして会社へ

今まで深刻な病気にかかったことが無いためか、アホなのか、昨晩から明朝にかけてあれだけ苦しんだのにもかかわらず出社しようとしました。

普段は車通勤ですが、その日は飲み会の予定があったため、電車通勤です。

電車で会社へ向かう場合は乗り継ぎの関係でそれなりに時間がかかるのですが、会社まで半分を過ぎた辺りで再度腹痛に襲われました。

その痛みをこらえきれずギブアップ。降りて折り返しの電車に乗り帰宅。会社の上司に腹痛で休みます、と連絡をしました。

もらった痛み止めは3錠だったのですが、1錠はもらってすぐに服薬。まだそんなに時間は経っていないはずですが、2錠目をここで服薬。

布団に入りこみ安静にするも痛みは続く。

昼過ぎに我慢できず、昼過ぎに3錠目を服薬。まだ完全に痛みが引かないので、ここでもう一度医者にかかるという発想を思いつく。

根本的に判断が遅いのです。

昨晩救急外来に行った病院は別に外来専用の棟を持っており、その時も何かあればそっちへ行ってくれとのことだったのですかさず電話。

昨晩に緊急外来にかかり、もらった痛み止めを服薬したがあまり効き目がない旨を話すと、今から来れば、診察してくれるとの神対応

すぐに車を走らせました。

ちなみに最近の総合病院は外来も予約制のところが多いようです。私がかかった病院も外来は基本的には予約制なのですが、今回は緊急性ありとの事なので、その予約の隙間にねじ込んでもらったのでした。

ありがてぇ、ありがてぇ…

再度診察

病院に到着し、先に電話をしておいた事を話すとたいして待たず診察してもらえました。

明るく、とても良い先生だったのですが、私の腹痛の症状は「食後に鳩尾部分が痛む、時間の経過と共に収まっていく」、だったため、触診程度では判らない、との判断。

結果、胃カメラしてみる?という提案を受けました。

本職の人が判らない、というのだから私が判るわけない。よって胃カメラをお願いする事に。

その日は金曜日だったのですが、運良く次の日、土曜日の午前に空きがあるというので、初の胃カメラにチャレンジする事になりました。このスピード感です。

今はネット社会ですので、帰ってすぐさま胃カメラについて調べました。

するとまぁ、かなりの苦行であると…

口又は鼻からカメラ付きのチューブを入れて直接胃を見る、ようなのですが、やれ喉を通るまでが苦しいだの、吐き気との戦いだの、肯定的な意見はほとんど見られません。

しかしこっちもそれどころではないんでもうなんでもこいや、という気持ちでした。

最近は麻酔を使用して意識を朦朧とさせて、気が付かないうちに終わらせる病院もあるようなのですが、事前にそのような説明は無かったので、普通に覚醒状態で口からいれるのでしょう。

今日は早めの食事を済ませ、明日の朝は食事をせずに来院してくれ、との事でした。

納得の苦痛、苦悶の胃カメラ

決戦の当日、指定された時間に病院へ。これで病名が判明すれば楽になるのかと思うと若干の不安もありますが、期待が高まります。

受付を済ませ、順番が来るとまずは喉の麻酔から。ゼリー状の麻酔薬を喉へ入れて、指定時間後に吐き出し。

うむ、まずい。痺れる。麻酔後は寝台に横になり、いよいよ胃カメラの開始。

ネットで調べると喉を通るまでが一番苦しいという意見が多かったのですが、喉は割とすんなり通りました。

が、私は喉を通ってからの方が苦しかったです。

胃の中を縦横無人に暴れまわるカメラ。胃を見やすくするためにチューブの先端から空気がでるようになっているらしく、その空気で押し広げられる胃の感覚も中々に不愉快です。

喉を通った後もチューブは喉を刺激してきますし、腫瘍があったらしく、「大丈夫かと思いますが、一応採取して検査しますね~」とアタックされるしまつ。

時間としては10分にも満たなかったと思いますが、終わった瞬間は涙目でした。

少し待たされた後、診断結果を告げられました。

結果、軽度の逆流性食道炎だろうとの診断結果でした。胃カメラで見た限り、胃酸の逆流を防ぐ弁に軽度の炎症が見られる程度で、他には異常が見られない、との事。採取された腫瘍も一応検査に出すが、問題ないだろう、と言われました。

逆流性食道炎とは

胃酸や十二指腸液が、食道に逆流することで、食道の粘膜を刺激し粘膜にびらん・炎症を引きおこす疾患名。

過食だけでなく、ストレス等でもなる、胃腸の病気ではメジャーな病気のようです。それだけに治療法も確立されており、胃酸を抑制する薬を飲んで療養するのが一般的。

この大事ないであろうとの診断にとりあえず安堵。薬ももらったし、あとは服用しつつお医者様の指示に従えばいいだろうと思っていました。

この時点で3人の医者に診断してもらった事になります。

ですが、この記事名にもある通り、最終的には5人の医者に診断してもらいました。

この結果は結果で私は逆流性食道炎にはかかっていました。繰り返される暴飲暴食が原因かと思われます。この逆流性胃腸炎の完治には時間がかかりました。半年位はかかったと思います。

皆様食べ過ぎには十分ご注意を。

が、腹痛は治まりません。

直接の原因は別であり、土日の間も食後の痛みに悩まされる事になりました。

まだまだ腹痛との戦いは続く事となります。

この間も

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↑のポーズでひたすら痛みに耐える日々でした。

続きます。

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