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アラサーリーマンが日々思いついた事を書き殴ります。妻も私もオタクな為、オタク関連多めです。

今見逃せない野球好きにおすすめの野球漫画10選【2017年版】

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野球というスポーツは日本と切っても切れない関係にあると思っています。

それは現在も同じで、かつての全盛期の勢いを失いはしたものの、日本のスポーツといえば野球が筆頭候補に上がるのではないかと思います。

私は今でこそ野球が好きですが、高校までは全く興味がありませんでした。

好きになるきっかけは母校の野球応援に駆り出された事ですが、そこからコナミの「実況パワフルプロ野球」シリーズにはまって野球を好きになっていきました。

その野球というのはオタク業界にも浸透し、他のスポーツ漫画より沢山の数が出版されています。

私はスポーツ漫画が好きですが、その中でも野球漫画は特に好きです。

そんなこんなでオタクの私が選んだおすすめ野球漫画をランキング形式で紹介していこうと思います。

前置きとして

・完全に私的な感想である。

・連載終了、連載中は区別しない。

とします。

なので連載中の作品は今後順位に変動があるかもしれませんがそこはご了承ください。

10位 MAJOR 作者:満田拓也 全78巻

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週刊少年サンデーで1994年より2010年まで連載された全78巻にも及ぶ長編野球漫画。

テレビアニメ化もされており2004年から放送が開始され、2010年になんと第6シリーズまで放送されました。

主人公茂野吾朗は一巻で5歳。

最終話の時点で34歳になる設定で、まさに吾朗の野球人生のほとんどを描いたという驚愕の野球漫画です。

努力や友情といった定番のテーマだけではなく、家族や逆境という環境にもテーマになっていてその長い遷移の様子を余すことなく楽しむことができます。

この漫画を最後まで読めば、野球の事も同時に殆どマスターできるといっても過言では無いでしょう。

欠点としては長すぎる所でしょうか。

中だるみが無いとも言い切れず、最後まで読むにはそれなりの労力が必要でしょう。

なに、読みだしたら一瞬ですよ。

なんと茂野吾郎の息子・茂野大吾が主人公の続編のMAJOR 2ndが現在サンデーで連載中であり、さらにMAJORの世界を楽しむことが可能なのも嬉しい所

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9位 ドカベン 作者:水島新司 全48巻

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球漫画の金字塔ドカベン

古臭いということなかれ。

今でも十分に楽しめる野球漫画です。

なんと当初は野球ではなく、柔道を中心に話が展開していくのですが、途中から野球路線に切り替わり、私達の知っているドカベンになっていきます。

主人公のドカベンこと山田太郎と、同級生でチームメイトの岩鬼正美、殿馬一人里中智などの仲間達を中心としたチームメイトやライバルたちとの対決が眩しいです。

今では当たり前となった考える野球を当時描いていたのも印象的でした。

TVアニメ化もされましたが、続編のプロ野球編では実際の日本プロ野球球団に入団し、実在のプロ野球選手と共にプレーするという夢を叶えた作品でもあります。

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8位 ROOKIES 作者:森田まさのり 全24巻

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ろくでなしBLUESの森田先生が次に書いたのはまさかの野球漫画。

不良×野球というコラボが生み出した新しい形の青春野球漫画です。

テレビドラマ化もして大きな反響を呼びました。

私は連載開始時にはまだ野球に興味が無く、ドラマ化した時もスルーしていたのですが、ふと読んでみると面白すぎて、何故いままで読まなかったんだ、と大変公開した記憶があります。

とにかく主人公川藤 幸一先生の熱さが素晴らしい。

圧倒的な行動力でやる気を失っていた野球部の面々に、夢や仕事、生きていく上で大切なことを訴えて物語を大きく動かしていく様は文句のつけどころがありません。

時には否定されるのですが、前向きに考え立ち向かう強さも見せてくれます。

ちょっと野球漫画としては雑な所が玉にキズですが、人にスポットを当てた野球漫画として素晴らしい作品でした。

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7位 おおきく振りかぶって 作者:ひぐちアサ 既刊26巻(2015年12月22日発売)

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順当にランクインのおおきく振りかぶって、通称おお振り

新入生ばかり10人の無名の野球部が甲子園を目指すという王道の物語ながら、野球の描写としては細かな読み合いによる心理戦が展開されているのが何とも斬新な野球漫画なのです。

主要な試合では途中のイニングを飛ばして描写されることもなく、ほぼすべての打席の結果が分かり、配球も詳しく描かれています。

卑屈で根暗な主人公三橋廉の抜群の制球力とリードの得意な捕手阿部隆也のやり取りを筆頭に頭脳野球の面白さを味わう事ができます。

2度のアニメ化を機に着実にファンを増やし、特に女性ファンが多いのが特徴ですね。

緻密な野球描写の弊害として、物語のテンポは極めて遅いです。

しかしながら着実にエースとして成長していく三橋廉を筆頭に魅力的なキャラ達の青春描写が光ります。

ルールや高校野球に関するエピソードも豊富な為、野球の入門書としてもおすすめできます。

6位 ONE OUTS 作者:甲斐谷忍 全20巻

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まさに勝負師、「野球版アカギ」。

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万年Bクラスの弱小球団埼京彩珠リカオンズに、賭野球「ワンナウト」で無敗を誇るピッチャー、天才勝負師渡久地東亜が入団するところから物語がスタートします。

主人公のピッチャーは剛速球を投げる訳でもなく、非常に精密な制球力と悪魔的ともいえる洞察力に心理操作術、動揺やプレッシャーとは無縁で窮地を楽しむ精神力、従来の野球の常識を覆す発想力、山場を敏感に察知する勝負勘などありとあらゆる要素を駆使して窮地を乗り切ります。

従来の野球漫画には見られなかった要素が多数盛り込まれており、エンターテイメントとしては素晴らしいの一言。

アニメ化もされました。

画力が微妙とか、少し現実離れしているとか色々思う事もあるのですが、まさに野球漫画の新境地を切り開いた名作です。

「野球は『球試合』と書いて『だましあい』と読む」を地でいく作品です。

5位 グラゼニ 原作・原案:森高夕次 作画:アダチケイジ 全17巻

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ありそうでなかったプロ野球の裏側をも描いた野球漫画。

成果主義であるプロ野球においてのお金をテーマとした作品で金勘定や契約更改、引退後のセカンドキャリアなど、いままで焦点を当ててこなかったプロ野球の裏側にも焦点があったているのが特徴です。

主人公の凡田夏之介は年俸1800万円の左の中継ぎ投手としてスタートし、その視点から見た超格差社会プロ野球のシビアな世界がより強調されて描かれているのです。

王道的な展開もあり、凡田夏之介のプロ野球界での地位の上下もまた、プロ野球界の内側からの視点で描かれます。

それが今までになく新鮮で面白いんです。

「グラウンドには銭が埋まっている略して「グラゼニ」を胸にプロ野球選手としての生活に励む、そんな野球漫画も面白いもんです。

17巻で一端終了となり、夏之介の新天地での活躍を描いた東京ドーム編が連載中です。

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4位 砂漠の野球部 作者:コージィ城倉 全11巻

ただ好きなんです。本当に私の嗜好のみです。

鳥取県にある私立の女子高校「オアシス学園高校」が生徒数の減少を解決すべく、神奈川県の野球名門校相模大学付属横浜中央高校から、様々な理由で野球部を退部した生徒たちをオアシス学園に転向させ、甲子園出場を目指す。

という破天荒な漫画です。

熱血スポ根ギャグ漫画だったのですが、途中から結構ガチのスポ根漫画となっていきます。

主人公を中心とする砂漠の野球部の面々と登場人物がとにかく破天荒でアクが強く、その勢いだけでも面白いのですが、中盤以降ガチで野球をやり始めるので、こちらもガチで読みこんでしまいます。

野球部員は素質ある若者達なのですが、それぞれ様々な理由で強豪校から追いやられ、母校に復讐するという弱者の物語でもあります。

でもちょいちょいシュールな笑いを挟んでくるのでそこまで暗くならずに楽しむことができました。

普通ならこんな上位にこないだろうなぁ、という異色の野球漫画ですが、私的補正が加わってこの順にです。

読みやすい巻数でもありますので、漫画喫茶などでもおすすめです。

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3位 ダイヤのA 作者:寺嶋裕二 第1部:全47巻 第2部:既刊2巻(2016年2月現在)

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王道も、王道。今を代表する野球漫画。

球漫画の中でも不動の地位を築いた、週刊少年マガジンを代表するといってもいい王道野球漫画です。

連載当初から面白いな~、と思って読んでいましたがあれよあれよという間に、人気も出て、アニメ化もされています。

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主人公が東京都の野球名門校菁道高校に入学し甲子園を目指すといったスタンダードなものですが、主人公の沢村栄純はサウスポーながら天然のクセ球が武器、といった発展途上の投手として描かれている所が面白いんです。

そして部員が100人近くいる名門校ならではの、魅力的な仲間たちとのレギュラー争いなど厳しい面も描かれています。

高校野球といっても勝負の世界。

名門校といっても激戦区東京での甲子園出場は容易なものではありません。

勝つ、負けるといった結果に関しても厳しくアプローチしており、そこはシビアに描かれています。

実にバランスのとれた、まさに王道の青春野球漫画。

人気が出るのも当然です。

またテンポの良さも特筆もので現在50巻近い巻数が出ていますが、それを全く感じさせないんですよね。

面白い、面白いって読んでいたらもうこんな巻数か、という感じです。

少し尻込みする巻数かもしれませんが、読み始めたら本当にあっという間です。

いまさら私がいうまでもないですが、相当おすすめですよ。

2位 H2 作者:あだち充 全34巻

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野球にかける青春と恋。

ここで大御所の作品の投入です。

作者のあだち充さんはあの伝説的野球漫画タッチの作者でもあり、数々の野球漫画を描いています。

作品ごとの展開が似ているだの、キャラが毎回似ているだの色々言われていますが、私は好きで、全ての作品を読んでいます。

そのあだち充さんの数ある野球漫画の中でも私のお気に入りはH2で、あだちさんのスポーツだけでなく、恋愛も絡めた青春漫画っぷりを存分にはっきしているといえます。

とにかく青春漫画として素晴らしい。

野球と恋という二つの要素のバランスが絶妙でどちらも安心して楽しむことができます。

野球描写は淡々としているのであまり感じないのですが、主人公の国見比呂と対をなすもう1人のヒーロー橘英雄は超高校級の選手で、国見のイメージとしては現ソフトバンクホークスの「平成の怪物」松坂大輔投手が近いかと思います。

ですが橘英雄はその国見をもってしても「この後ろ姿を見せられたら俺はストライクゾーンにミットをかまえる事ができない」とキャッチャーに言われるほどの打者です。

どんだけか(笑)

また名言も多いんです。

あだち充さん独特の言い回しが実に心地よい。

テレビアニメ化、テレビドラマ化もされており、その人気の高さがうかがえます。

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そんなヒーローたちの青春の行きつく先を今一度読んでみるのはいかがでしょうか。

1位 ストッパー毒島 作者:ハロルド作石 全12巻

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完全に好み。判官贔屓になってしまうのは日本人の性か。

ゴリラーマン 、BECK、RiNと様々な分野でヒットを飛ばすハロルド作石が1996年から1998年にかけて書いたプロ野球を題材にした野球漫画です。

プロ野球入りを目指す主人公毒島大公が非凡な才能を持ちながらも素行不良の不良少年で、野球部にも入れず、高校も退学。

しかし昔から毒島の才能に目をつけていたスカウトの働きもあり、パ・リーグの弱小球団に入団しプロ野球界に嵐を巻き起こします。

当時としては珍しいプロ野球を舞台にした作品で、主人公の所属する球団は架空の京浜アスレチックスですが、当時実在していた6球団も登場し、活躍していたプロ野球選手、監督、関係者達をモデルにしているほか、実名でも登場するのが野球ファンには嬉しい所。

毒島は160km/h以上を記録する剛腕投手ですがその他の実力は壊滅的で、素行不良も加わって当然の如く活躍できません。

ですが謎の球団マスコットで途中から投手コーチをも務める「チックくん」のスパルタ指導の甲斐もあり、徐々に力を付け、人間としても丸くなっていきます。

球漫画の主人公にありがちな先発投手ではなく、ストッパーという抑え投手にスポットライトが当たっているのも他にはない魅力です。

その他のチームメイトも曲者揃いで、厳しいプロ野球の世界で、苦労して、努力して勝って負けてとアツイんですよね。

そんな破天荒投手毒島大公が努力と根性で弱小球団と共に、実在する球団とプロ野球選手と戦っていく末は、感動無しには見られません。

12巻とまとまった巻数で読みやすいのもポイントです。

本当に大好きな作品です。

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ああ、素晴らしい野球漫

いかがでしたでしょうか。

貴方のお気に入りの作品はありましたか。

完全に好みで決定したランキングですが、どれも大変面白いと思った漫画たちです。

まだまだ未読の野球漫画も沢山あると思うので、今後も機を見ては読み進めていきたいと思いますが、結局はそれぞれの好みですよね。

1位にあげたストッパー毒島は本当に好きな作品で、今後私の中でこれをこえる野球漫画は出ないのではないかと思っています。

ですが出て欲しいですよね。

その時は今以上の楽しみを味わえるということですから。

とにもかくにも野球って、野球漫画って素晴らしい。

あ、最後にどうでもよい情報ですが、当方中日ドラゴンズファンです。

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