ホンダフィット HYBRID・S Honda SENSINGに試乗&商談【感想】
2018年車買い替え計画。その前述譚として描いたこちらの記事ですが、
http://www.banka-enjoy.jp/entry/2018/01/04/183109www.banka-enjoy.jp
購入候補として挙げたのは
・「ホンダ フィット」
・「スズキ スイフト」
細かいグレードやディーゼル、ハイブリッド等ありますが、基本線はこの3車。その下調べとして試乗しようと動き始めた訳ですが、一番最初に乗ったのはホンダのフィット。
とりあえず時間が空いたのと、一番近くにあったからという理由なんですが、新年初売り、という事もあり、様子を観に行ってみようかと。去年もマツダデミオに試乗してみたのですが、
http://www.banka-enjoy.jp/entry/2017/01/17/211729www.banka-enjoy.jp
その時は会社の友人の紹介で一緒についてきてもらったのでソロでディーラーへ行くのは初めてで結構緊張しました。 というのもアポ無しで突撃しても良いものか、という疑問があったためです。
ネットで情報収集してみるとアポ有り、無しどちらでも良い、という感じでしたが、初売りの混雑感がわからなかったため事前に電話。 午後一に電話するといつでもどうぞ、との事でしたので15分後に行きます、という事で最寄りのディーラーへ。
事前アポがあった方がスムーズなことは間違いないようです。 記事名からお分かりの通り最初に選んだのはホンダ。
そして試乗したのは「フィットHYBRID・S Honda SENSING」というハイブリッドの最上位グレード。
そもそもハイブリッドが必要かどうかという問題もありますが、一番高い奴に乗っておけばとりあえず問題ないでしょう。
ディーラー到着~試乗
素直に行けば車で5分ちょっと。幹線道路の反対側なので少し道を工夫し15分ぴったりで到着。 最寄りのディーラーはそこそこきれいでそこそこ大きい中堅規模のディーラーでした。
車を駐車場に止めていると、早速電話を受けてくれた営業マンの方が。 降りて軽く挨拶をして、店に入る間もなく早速試乗へ。
キーをもらって乗りこみエンジンは最近おなじみのプッシュ式。 座ってみた感じはまずまずで特にドラポジ等の変更もせずにすんなりなじむ感じ。
ちょうど2日前に10分ほど1世代前のプリウスを運転する機会があったのですが、コンソールとシフトレバーがほぼプリウス。 ホンダさん、これは…
ともかく発信。細い道を曲がる際に少し気を使いますが、おおむね愛車のR2と違和感ない車体感覚。 しかしながらブレーキとアクセルの感覚は結構異なる感じ。
特にブレーキの効きがやや鈍いか?今回の試乗コースは全て片側1車線だったのでこのレベルだと加速感もR2より良いかな、というレベル。 低速走行時はモーターのみで、発信した直後もモーター駆動だったらしいのですが、乗ってすぐだとモーター走行かエンジン走行か全然わからない(笑) わからない程静か、ということなのか。
踏まなければそんなもんかもしれませんが、途中からモーター音を感じ取れるようになってきました。 静粛性とかある程度速度を出さなければわかりませんな。
今回試乗した「HYBRID・S Honda SENSING」はハイブリッドの最上位グレードで他のグレードよりも静粛性や乗り心地をこだわったモデルらしいのだが、いきなりそれに乗ったのでその優位性は良く分からず。
営業マンのおっちゃんも「メーカー的な差はあるものの、実用レベルでそこまでの差は感じられない」との事。ガソリンモデルの試乗も必要があれば行ってみたいですね。
静粛性はエンジン音もモーター音も50km程度の速度ではほとんど気にならないレベル。では加速感は、というとアクセルのコツをつかめていないのもあるのか、意外と鈍い、という感じ。
そこそこ急な坂を違和感なく登れたため、街乗りでの不安は皆無ではあると思いました。とはいえR2ちゃんよりは上なんだろうけど、はっきりとわかるレベルではなかった。
それより今回の試乗で一番感じたことだが、「試乗コースが短すぎる」。最寄りのディーラーのため走った道は全て知っている道だったが、10分乗って無いんじゃないか、というレベル。
電話→到着→即試乗という感じであったため、自分の試乗動機等を話す機会は無かったが、走りや静粛性といった走行中の性能も今回の買い替えポイントとしてはそれなりの部分を占める。
10分程度の試乗で全て片側1車線の道ではよくわかりません(笑) ほんのりと感じた加速感やエンジン音等を記憶に、他の2車種と比べることになるのか。
でもいろんな車なんて普段乗らないですもんね。フィットに決めるならもっと試乗する必要がありそうだ。
しかし最上位グレードの「HYBRID・S Honda SENSING」。内装はフツーだな、と思いましたがエクステリアは見ていると思いのほかかっこいいと思いました。フロントもですが、リアも中々。
リアだけならデミオより好きかも。こればっかりはやっぱり見てみないとわからないものですな。
ほんのわずかの試乗を終えた後はお約束の商談へ。
いわゆる商談
初売りということでブランケットいただきました。
そして商談のお約束、現行車の査定。正直今の車は走行距離10万kmオーバーに追突をくらってあえなく事故車、全然丁寧に乗ってない、もあって間違いなくお値段はつかない、と思っていましたが、なんと3万円つけてくれました。
これは実質の値引きでしょう。グレードとオプションの説明を受けて「HYBRID・S Honda SENSING」で出してもらった見積もりがこちら。
この価格、どう思います?個人的にはギリ予算内で、こんなもんか、という感じ。というのも値引きの詳細が、
これで、
ディーラーオプションてんこ盛り。抱き合わせ過ぎワロタ。新車パッケージとかいらんし、ナビももうちょい下げれる?あとコーティングねぇ…
支払い面では残価設定クレジットを進められました。
残価とかしませんな~。金利がお安いと言われましたが、そこまで長いローンを組む予定もないですし。
こんな感じで買ってほしい、というディーラーの願いが見積もりには詰まっているんでしょうが、その説明を受けながら、あれはいらない、これもいらない、支払いに関してはもう決めているし、と自分のプランと見比べていました。
良いお客さんじゃないんでしょうな~(笑)
総括
余計なオプション削って、値引きをどれくらい頑張ってくれるかにもよりますが、まぁ買えなくはない、といった印象。 後は結構営業マンさんの「こう買ってほしい」という感じを強く受けた商談1回目でした。どうなることやら。
帰り際に次の週末もう一回来てよ、とか言われましたが、そんなん突然言われても行くとか言ってないぞ。最初にまだスイフトとデミオ乗るって言ったやん(笑)
あと納車も3月位がイイよ。スタッドレスタイヤ今シーズンは買いたくないんで。
全体的にはふ~ん、といった印象でした。初回なんでこんなもんかな? さてさて最終的に私の愛車は何になるでしょうか。
追記
数日後に「フィット 13G・L Honda SENSING」というガソリンモデルにも試乗。
http://www.banka-enjoy.jp/entry/2018/01/06/222158www.banka-enjoy.jp
上では「HYBRID・S Honda SENSING」の良さが余りわかりませんでしたが、ガソリンモデルに乗ってみるとその静粛性、足回りの良さが浮き彫りに。 明確に違いました。
あんなに上品な足回りで静かだったとは。
ガソリンモデルそっちのけでハイブリッドで再商談。 余計なオプションを削ってさらに結構無茶だと思われる値引き額を言って見ると、今日決めてもらえるなら攻撃。
おいおい、売る気まんまんやんけ。 しかしこの時点で候補車であるスイフト、デミオに未試乗だった為、今日は無理、と断ることに。
結構食い下がられました。ではどうすれば買ってくれます?とまで言われました。 まだまだ無茶通りそうな感じでしたね。これが初売りか。
良い条件を引き出せそうでしたが、私としても乗らずとして決められません。高い買い物です。後悔はしたくない。 しかし「HYBRID・S Honda SENSING」、かなりイイ。
この走行性能、乗り味に、私は特に購入ポイントに入れていませんが、圧倒的なパッケージングというライバルの追随を許さない強みまであります。
第一候補のデミオも、これは危ないかも?