嫁推薦漫画+厳選面白いおすすめ漫画ランキング50【2018年版】
記事名をご覧になっていただければわかるかと思いますが、おすすめを紹介する企画の3発目となります、漫画紹介です。
過去にラノベとアニメを紹介しております。
http://www.banka-enjoy.jp/entry/2016/05/07/183955www.banka-enjoy.jp
http://www.banka-enjoy.jp/entry/2016/04/21/113000www.banka-enjoy.jp
この2つ、できる限りオタクとしての自分の素直な思いをランキングに反映させているつもりです。 漫画やアニメ紹介の記事は他にも沢山ありますが、独自感は出せていると思っています。
アニメ、ラノベときたら漫画もやらねばと思い、筆を執った次第でありますが、私のオタクとしての適性はあまり漫画向けではないんですよね。 もちろん読むんですが、純粋な文字の方が好きでラノベランキングはノリノリで書けましたが、漫画は少しの間どうするか悩んでおりました。
ですがアニメと並んで日本が世界に誇る文化、漫画。 紹介せねばならないな、と重い腰を上げた形になります。
なので数を50に絞り込んで厳選していこうかというたくらみです。
選出にルールとかは特に設けず、私個人の趣味嗜好のみ。
大御所、少女漫画何でもありでとにかく面白かった作品でお送りさせていただきます。
50位 DEATH NOTE
原作・原案:大場つぐみ、作画:小畑健 単行本:全12巻、文庫版:全7巻
2003年12月から2006年5月まで「週刊少年ジャンプ」に連載された原作大場つぐみと作画小畑健タッグが世に送り出したサスペンス漫画。
名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦が圧巻のスケールで描かれる。
映画、アニメ、小説、ミュージカル、ドラマなど幅広いメディア展開を見せたため、この作品の面白さは周知の事実だが、個人的にサスペンス・ミステリ作品が好きではない私ですら面白すぎて唸らされる。
未だに関連作品がメディアミックスされているのは確かな人気の証。
この密度の作品がわずか12巻の単行本に収められているのだから恐ろしい。 漫画喫茶の一気読みにもおすすめ。
49位 のだめカンタービレ
作者:二ノ宮知子 全25巻
女性漫画誌「Kiss」(講談社)にて2001年から2010年まで連載された、クラシック音楽をテーマとする漫画。
エリート音大学生・千秋真一とずぼらな天才ピアニスト野田恵の凸凹コンビが織りなす物語は、その描写の巧みさもあって、アニメ化、ドラマ化、映画化と幅広く展開され大ヒットとなった。
今や音楽系漫画の筆頭作品と言ってもいい面白さ。
私は妹の部屋に転がっていた1巻を読んで、次の日にはその続きを全巻揃えていましたね。 芸術系の天才はここまで破天荒なのかと笑える半面、それぞれの境遇と思い、進路に悩み進んでいく姿に共感したい。
48位 ゴールデンカムイ
作者:野田サトル 既刊8巻(2016年8月現在)
「週刊ヤングジャンプ」で2014年より連載中の明治時代北海道を舞台とした顔芸グルメ漫画。
主人公の元陸軍兵杉元がアイヌの少女アシㇼパと共に隠された金塊を探し求めるサスペンス風バトル漫画でもあるが、随所にアイヌの文化と食事を堪能する描写が差し込まれるため、実に様々な要素が楽しめる。
登場人物が変態ぞろいで不気味とかを通り越し、呆れて草が生える。 それがまた笑えるのだが。
「このマンガがすごい! 2016」オトコ編・第2位、「マンガ大賞2016」大賞受賞の今最も注目されている漫画。
秀逸すぎるグルメ描写と押し寄せる変態の波で自分の中ではギャググルメ漫画認定。 読むきっかけは嫁のすすめで。
コミックス派なんですが読むたびに、また新たなる変態が登場する、ホント読者を飽きさせない作品(笑)
47位 ヴィンランド・サガ
作者:幸村誠 既刊18巻(2016年8月現在)
11世紀初頭の北ヨーロッパ及びその周辺を舞台に繰り広げられる、当時世界を席巻していたヴァイキングたちの生き様を描いた時代漫画。 暴力、奪略なんでもありで結構過激。 と思いきや血なまぐさい前半とはうってかわって「戦争も奴隷もない平和な国」を作る旅が始まる。
嫁が最初の数巻を購入し読んだところ面白くて私が続きを揃えてしまった漫画。元々は所持していたらしい。
面白い、面白いのだがいかんせん話が進まず、作者の遅筆も相まって、ラストを見届けられるか心配になる漫画。
直近の展開を読んでも終わりが見えないのは嬉しい悲鳴。
気長に見届けたい。
46位 咲-saki-
作者:小林立 既刊15巻(2016年3月現在)
スクウェア・エニックス「ヤングガンガン」2006年4号から6号にかけて短期掲載され、その後同年12号より連載中の麻雀漫画。
数ある麻雀漫画の中でも比較的萌え絵の美少女達がメインで登場する。 と見せかけてガチの麻雀漫画であり、気弱ながら確かな実力を持つ主人公が力を発揮していく過程など、中々にアツくて面白い。
麻雀を取り上げた作品も多いが、美少女と麻雀を実に上手に描いている作品だと思う。
アンダーグラウンドなイメージが付きまとう麻雀だが明るく熱血に麻雀を楽しめる稀有な漫画である。あと美少女である。
アニメ化もされており、スピンオフ作品も多い。
45位 シティーハンター
作者:北条司 全35巻 (JC)、全18巻(文庫)、全32+3 (X,Y,Z) 巻(完全版)
「週刊少年ジャンプ」誌上において1985年13号から1991年50号にかけて連載された、東京・新宿で殺し・ボディーガード・探偵等を請け負うスイーパー「シティーハンター」の活躍を描くハードボイルドコメディ。
ジャンプ黄金期の一翼を担った名作で、当時読んでも面白かったが、大人になってから読むとさらに面白いし、何よりカッコいい。 ハードボイルドな面とスケベ丸出しのコメディチックなギャップもその魅力を押し上げている。
全体的に軽い空気が流れているものの本質はハードボイルドで少し大人向けであると思う。
今の若いオタクの人達は知らないんだろうなぁ(遠い目)。 アニメ版の主題歌であるGet Wildとかも知らないんだろうなぁ。
その後のパラレルワールドを描いた「エンジェル・ハート」も発刊中。 古臭さは否めないものの若い人にも読んでもらいたい作品。
44位 エルフェンリート
作者:岡本倫 全12巻
週刊ヤングジャンプにて2002年より週刊連載を開始、2005年に終了した。
女性キャラが数多く登場し絵柄も萌え的な美少女に描かれているが、劇中には残酷なバイオレンスやスプラッタシーン、SF的要素などてんこ盛りの激しい内容である。
しかしながら差別や孤独からくる劣等感、主人公の純愛など複雑な要素が絡み合っており、すげぇ漫画だな、と思ったのが初めて読んだ時の感想。 萌え絵と内容の乖離が激しく、合わない人も結構いる作品だと思うが、作品に込められたパワーは凄い。
アニメ版はグロ描写マシマシで特に海外での評価が高い。
そんな差別と救いを描いた漫画。間違いなく読んでおいて損は無い作品。
43位 砂漠の野球部
作者:コージィ城倉 全11巻
「週刊少年サンデー」で1995年から1997年まで連載された野球漫画。
熱血スポ根漫画のパロディを含んだ野球漫画で当初は笑いあり、ラブコメありの作風だったが、中盤からは笑いの表現は抑えられ、スポ根的な展開のみとなった。
神奈川の強豪校から様々な事情を抱える生徒らを鳥取の高校へ編入させ、甲子園出場を狙うという、突拍子も無い展開ながら、中盤以降の無駄にアツいスポ恨描写が実に好み。
なんかふざけているんだけど、実はマジで、個人的に嫌いになれない作品。
比較的短いので野球漫画が好きな方は漫画喫茶とかで読んでもらいたい。
42位 め組の大吾
作者:曽田正人 単行本:全20巻、ワイド版:全10巻、文庫版:全11巻
「週刊少年サンデー」で1995年から1999年にかけて連載された、消防士を題材とした漫画。
不良学生としてくすぶっていた主人公朝比奈大吾が、幼き頃の夢である消防士を目指し、消防士となった後も時に問題児扱いされながらも持てる力を駆使して災害に巻き込まれた人々を救っていく様を描いた傑作。
災害の危険要素を感覚的に捉えている描写が多く、その表現力が凄い。 主人公の朝比奈大吾も危険を察知する嗅覚に優れるため、消防現場のシーンはその画力もあって圧倒的である。
また意外と恋愛要素も楽しめる。テレビドラマ化もされた。
消防士という職業はこんなにも大変で素晴らしいのかと考えさせられる作品。
41位 ダンジョン飯
作者:丸井諒子 既刊3巻(2016年8月現在)
年10回刊漫画誌「ハルタ」volume11(2014年2月)より連載が開始された、著者初の長編連載作品。
昨今のグルメ漫画ブームの波に乗って現れた古典的ファンタジー世界に登場するモンスターを様々な料理方法によって料理しながらダンジョンを踏破してくというありそうで無かった斬新な内容。
絵柄は可愛い感じでモンスターにあまりリアリティーはないものの理論的に「いかにして美味しく食べる事ができるか」を考察しており、説得力を感じる。
登場人物もダンジョン飯に好意的という訳ではなく、食材によっては拒否するものの空腹に抗えず、その意外ともいえる美味さに驚く様子がシュールで爆笑を誘う。 最初は半信半疑だったが読んだらすごく面白かった。
死んだら割と簡単に生き返るようで、そんな世界観も作品にプラスに左右していると思う。
ダンジョン攻略と自給自足を絶妙に混ぜ合わせた話題になるのも肯ける良作。 嫁からお勧めされた漫画。
40位 グラゼニ
原作・原案:森高夕次、作画:アダチケイジ 全17巻、東京ドーム編:既刊7巻(2016年7月現在)
「週刊モーニング」(講談社)にて連載中のプロ野球を題材とした野球漫画。2011年から連載を開始し当初は不定期連載だったが好評を受け、ら週刊連載化。2014年の一旦終了を経て、続編となる「東京ドーム編」を開始した。
主人公は開始当初プロ8年目で年俸1800万円の中継ぎ投手とプロ野球選手としては決して一流とは言えない選手であり、「グラウンドには銭が埋まっている」という信念のもと年俸アップ励むなど、今までにない微妙な設定が逆に面白い。
超格差社会であるプロ野球のシビアな世界がより強調されていて、ファン感謝デーや契約更改、12球団合同トライアウト等試合以外の話や引退後のセカンドキャリアについても細かく取り上げられていて現実に近く、普段ファンの知らないような点がクローズアップされているのも野球ファンとしては嬉しいところ。
今まで表に出てこなかったプロ野球社会というものをかなり現実に近い形で描いているようなのでその実態を知ることができる貴重な媒体であるとも捉えられる。
現在は物語が進んで主人公が割と一流っぽくなっているのもまた面白い。
39位 北斗の拳
原作・原案:武論尊、作画:原哲夫 全27巻 愛蔵版、文庫版:全15巻 「週刊少年ジャンプ」に1983年から1988年に連載された1980年代のジャンプを代表とする作品の一つ。
核戦争によって文明と秩序が失われた世界で伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者ケンシロウの生き様を描くハードボイルドアクション。
宿命的な物語の他に、主人公の使う北斗神拳により人間の頭や胴体が破裂する描写、「ひでぶ」「あべし」「たわば」などといった断末魔の悲鳴、ケンシロウが相手に対して「お前はもう死んでいる」と死を告げる台詞や、「秘孔を突く」といった表現のギャップが実にシュールで笑いを誘う。
今思えば無茶苦茶な内容っぽいが、未だに語り継がれる展開や敵味方と見どころも多い作品。 一度読んでもらえれば感じてもらえるだろう。
個人的にはサウザーさんが好き。
「愛などいらぬ!」
愛深きゆえに愛を捨てた男の悲痛な叫びである。
38位 じゃじゃ馬グルーミン★UP!
作者:ゆうきまさみ 全26巻
「週刊少年サンデー」に1994年から2000年にかけて連載された北海道静内の牧場を舞台に、競走馬の育成に携わるようになった主人公の成長を描いた作品。
特定のジョッキーや競走馬にスポットを当てた競馬漫画は多いが、生産者の視点から競馬を描いた貴重な漫画。
ゆうきまさみの独特の抜けた空気が全体に漂っていてぬる~い、かる~い作風だが、親との葛藤、恋愛、結婚といった人生の様々な出来事から、主人公の大人への成長をしっかりと描いている。
しかしながら競馬部分はしっかりと描いており、ジョッキーからサラブレッドの設定まで上手に世界観を構築していて、オリジナルの競馬モノとして十分楽しめる。
競馬の入門漫画としてもおすすめ。
37位 AKB49~恋愛禁止条例~
原作・原案:元麻布ファクトリー、作画:宮島礼吏 全29巻
「週刊少年マガジン」2010年より2016年まで連載された、男性である主人公「浦山実」が「浦川みのり」として「AKB48」に入り、そこで研究生から正式メンバーを目指すという内容の漫画。
AKBのAの字も知らなかったが週刊少年マガジンを立ち読みしている時に流し読みでなんとなく気になり、読んでいくうちに面白さに気が付いた。
女装した主人公がアイドルを目指すという内容だが、中身は研修生からトップアイドルまで這い上がるというガチで熱血な内容。実在するAKBメンバーとの切磋琢磨しながら上を目指すというファンにも嬉しい要素が多いと思われる。
何事もトップを目指すにはここまでしなければならないのかという事をアイドルを通じて教えてくれる稀有な漫画である。
アツい作品や熱血スポコンものが好きな方は騙されたと思ってぜひ読んでいただきたい。 同時にAKBグループの知識も得られるというお得な作品?
36位 ジョジョの奇妙な冒険
作者:荒木飛呂彦 既刊117巻(2016年7月現在)
「週刊少年ジャンプ」に1986年から2004年まで、「ウルトラジャンプ」に2005年から連載中とシリーズの単行本は100巻を超える、ジャンプ史上に名を残す名作。
仲間たちとの絆、強敵との死闘など少年漫画の基本を押さえながらも、個性的な表現方法とホラーサスペンス的な不気味さで独自の世界観を築き上げており、王道でありながら独創的でその奥深さに熱狂的なファンが多いと思われる。
この作品を構成する全ての要素が飛呂彦先生から生み出されていると思うと、本当に天才だと思わされる。
独特でクセがある絵柄の為、「絵がちょっと…」という理由で敬遠しているという声をよく聞くが、漫画好きにはとりあえず一度は読んでもらいたい作品。
新アニメシリーズも好調で2016年の時点で4部「ダイヤモンドは砕けない」を放映中。 アニメの出来も大変良いのでそちらから入って見るのも全然あり。
35位 Days
作者:安田剛士 既刊18巻(2016年8月現在)
「週刊少年マガジン」で2013年より連載中のサッカー漫画。
サッカー名門校に入部した初心者が、そこで得たチームメイトに仲間と認められ、共に成長していく姿が描かれている。
主人公の柄本つくしは全くのサッカー初心者で運動神経も良くないが名門高校のチームメイトを驚かせるほどの忍耐力、向上心でがむしゃらに努力してチームに居場所を作っていく。
これからの主人公の成長から目が離せない。
ありそうでなかったサッカー漫画でとにかくひたむきに頑張るつくしがアツく応援したくなる。 アツい漫画やスポコン、サッカー漫画が好きな方なら間違いなく気に入るだろう作品。
アニメも2016年現在放映中でマガジンでもノリに乗っている漫画である。
34位 ドリフターズ
作者:平野耕太 既刊5巻(2016年7月現在)
月刊漫画雑誌「ヤングキングアワーズ」で2009年6月より連載開始された我らがヒラコーの漫画。
日本のサムライ、古代の戦術家、西部開拓時代のガンマン、第二次世界大戦時の軍人など古今東西の英雄が、中世ファンタジー風の異世界に召喚されるアクション系歴史ファンタジー作品。陰影を強調した重厚な絵柄や独特の大仰な台詞回しが特徴。
「fate」のパクリ?いやいや負けていませんぜ。
何よりも歴史上の偉人たちが中二病全開のノリでバトルに開拓に、国営にと大忙し。 その独特の言い回しと立ち回りは好きな人は本当に好きだと思う。
作者の前作「HELLSING」も基本のノリは同じだったがいささかクセが強すぎた感があるので、平野初心者はまずドリフターズを読んでもらいたい。
なんと2016年10月からアニメ化が決まっている。
唯一の欠点は筆の遅さ。何年かかってもいいんでドリフターズも完結してほしい。
33位 ハイキュー!!
作者:古舘春一 既刊22巻(2016年7月現在)
「週刊少年ジャンプ」2012年より連載中の高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画。
バレーボールを題材とした漫画は数多くあれど、今まさにもっともアツいバレー漫画である。
基本はオーソドックスなスポコン漫画だが、とにかく人物の描写が上手く、チームメイトだけでなく、敵として立ちはだかるライバルキャラ達の魅力が凄い。どの登場人物も応援したくなってしまう素晴らしい漫画である。
多数いるチームそれぞれが魅力的で応援したくなる王道漫画である。 バスケの書き方も秀逸で、何から何まで考えて作っているなぁ、と強く感じる。
アニメ化もされており、3期が2016年10月より放映予定。1期、2期も素晴らしい出来だったので、漫画とアニメ、両方おすすめできる。
32位 YAIBA
作者:青山剛昌 全24巻
1988年から1993年まで週刊少年サンデーで連載された青山剛昌が名探偵コナンの前に描いていた漫画。
現代を舞台に、天下一のサムライを目指す少年・刃と剣の魔力で鬼になった鬼丸との戦いを描いたコメディタッチの格闘漫画。
小学生の頃凄く好きだった漫画。王道的なバトル漫画だが、主人公の刃が数々の伝説の剣を使用して様々な敵と戦っていくスタンダードな面白さがある。
伝説の剣とかやっぱり男の子は好きなんです。
コメディのノリは同作者の「まじっく快斗」や「名探偵コナン」と同じである。
とても好きな作品だったが、終わり方が微妙で、次に始まった「名探偵コナン」にも期待したが、面白いと感じられず、この頃から自分にミステリ作品が向いていないと気が付いた思い出深い作品(笑)
31位 ハチミツとクローバー
作者:羽海野チカ 全10巻
美術大学を舞台に、いわゆる「青春群像劇」を、ハイテンションなエピソードや静かな感動シーンで表現しており、恋愛に不器用な大学生達の報われない恋模様や、自分の才能や生き方について迷う若者達の姿を描いている青春漫画。
繊細な描写から繰り出される圧倒的な表現力で「青春」というものをこれでもかと表現している名作。 恋の悩みに、進路、才能といった誰もが通り悩む内容を見事に書き上げた。
天才も凡人等しく悩み、苦悩しながら前へ進んでいるんだろうなぁ。
個人的には様々な反響があったであろうラスト付近の展開に納得ができず、この位置にランクイン。 それでも名作。
アニメ、ドラマ、映画と多数のメディアで展開しているので好みのメディアから入れるのも良い。
30位 ラストイニング
「ビッグコミックスピリッツ」にて2004年から2014年にかけて連載された大作野球漫画。
主人公を監督にすることにより、試合だけでない高校野球の裏側を描いた作品。練習方法等も多く描画されかつ練り込まれているのが特徴で、実力の土台固めなどを軽視せず野球に対して理論的な姿勢で挑んでいる異色の野球漫画。
勝つためにはここまで徹底してやるのかという管理と戦術で紙一重の戦いを繰り広げながら弱小野球部を勝てる集団へと育て上げて行く様子は他の野球漫画には無い魅力である。
チーム力が無い状態からのスタートで限界までは鍛え上げられているものの後半戦は無茶と博打の連続で読んでいてはらはらする。
埼玉県を舞台としており、主要登場人物の名前には埼玉の地名が使われてる(笑)
29位 関根くんの恋
作者:河内遙 全5巻
「マンガ・エロティクス・エフ」にて2009年から2014年7月まで連載された漫画。
生来の受け身体質のせいで、人と少しズレた人生を送ってきた30歳のエリート会社員、関根圭一郎が初恋をしたことによってズレまくりながらも変わっていく姿を描いている。
この受け身っぷりが少々残念に感じてしまうイケメンの関根君が多数の女性に攻められる様子が面白すぎる&不器用ながらも恋に立ち向かっていく姿も面白すぎる爆笑必須の漫画です。
私は終始笑って読んでました。 関根君が白馬に乗って現れるシーンとかマジシュール。
漫画だからことできるフィクションの表現がうま過ぎて一発で好きになってしまいました。 隠れた名作ですね、全5巻と短いのでサクッと読めますしおすすめの漫画です。
どちらかといえば女性向けかと思いますが、私はすごく楽しめました。 嫁から勧められた漫画。
28位 モブサイコ100
作者:ONE 既刊13巻(2016年8月現在)
2012年4月から裏サンデーで連載されている、「ワンパンマン」ONE先生の商業デビュー作。
主人公のモブこと影山茂夫は、超能力を持ちながらも生きていく上でそれは不要だと考える目立たない中学生。勉強もスポーツも出来ず、人付き合いにも不器用な彼を取り巻く様々な人物や出来事を描いている。
プロの漫画家とは思えない画力で、徐々に良くなってはいるものの、未だに上手いとは言えない。しかしながらその圧倒的ストーリー力で画力の低さをものともしない面白さ。
何においてもまずはストーリー力だなぁ、と思わされる作品。 漫画の作り方が上手い。
コミックスを購入していますがモブの成長から目が離せない状態です。先が気になる!
2016年7月よりアニメも放映中。ONE先生の絵柄を限界まで上手く見せる素晴らしい出来なので合わせてそちらもおすすめ。
27位 ワンパンマン
作者:ONE、原作WEB掲載 リメイク版 作画:村田雄介 既刊11巻(2016年6月現在)
2009年7月からウェブサイト上で連載され、現在も作品ページ(ONEのホームページ)は存続しており更新継続中であるWEB漫画。 本作は当初、ONE先生がパソコン用の漫画原稿制作ソフトComicStudioの練習のために執筆したものであったが、読者からの反応が予想より大きかったことを受け、最終話までのプロットを作り、現在はそれに従い制作しているという。 リメイク版(作画:村田雄介)が「となりのヤングジャンプ」において2012年6月から連載されており、コミック版を購入したい場合はこちらになる。
あらゆる敵をパンチ一発で倒してしまうヒーロー・サイタマが主人公のギャグ系アクション漫画。 圧倒的強さを誇るサイタマさんがその信念の元にヒーローとして活躍していくが、とにかく強すぎるため、バトル自体がシュールで笑う。
WED版は現在も無料で見れるのでまずはそちらを見ていただきたい。 漫画は画力ではないという事を痛感させられる作品。
リメイク版は原作の面白さに村田先生の超作画が加わっているのでお金を出す価値は十分にある。
アニメ版も面白いので合わせておすすめ。
26位 テラフォーマーズ
原作・原案:貴家悠、作画:橘賢一 既刊18巻(2016年8月現在)
2012年、「週刊ヤングジャンプ」より連載が開始された火星のテラフォーミング用に放たれた結果人型へと進化したゴキブリ「テラフォーマー」と、それを駆除するために特殊な手術を施された人間との戦いを描いたバトルSF漫画。
基本的に超強いゴキブリと戦う漫画なのだが、そのための手段として虫や動物、植物等のDNAを取り込み超人的な力を発揮する変身を行うという仮面ライダーを彷彿とさせる。
変身するベースとなった様々な生き物のうんちくも身に付く。 モンハナシャコとか強かったんや!
圧倒的に絶望的な状況での戦いと、なんとか目的を成し遂げようとする仲間との絆など、ゴキブリとのバトル以外にも見所満載でアツく、悲しく、面白い作品。
2度のアニメ化と実写映画化をしているが、そちらの出来は…
ゴキブリに抵抗がなければぜひ読んでもらいたい漫画。
25位 ダイヤのA
作者:寺嶋裕二 第1部:全47巻、第2部:既刊4巻(2016年8月現在)
「週刊少年マガジン」にて2006年ら2015年まで第1部が連載され、同年第38号より、第2部「ダイヤのA act2」が連載中の高校野球を題材にした漫画。
主人公である野球少年、沢村栄純が野球名門校で甲子園出場を目指して奮闘し、エースピッチャーを目指し成長していく姿を描く高校野球漫画。 実にスタンダードで王道な作りながら、部員が100人近くいる強豪校を舞台にしており、その中でのレギュラー争いや、東京という激戦区を勝ち抜き、全国制覇を目標としている。
主人公はピッチャーながら同じ学年に速球派のエースがいるなど、部内争いも面白い。 モブか?と思わせるキャラにもしっかりと個性付けがしてあり、虎視眈々と出番を狙っている感を感じる。
お気に入りキャラは主人公の沢村栄純。 彼にはぜひエースになってもらいたい。
それぞれのキャラクターを非常に丁寧に描いており、敵味方共に魅力的なキャラが多く、安心して楽しめる、今最も輝いている野球漫画である。 テレビアニメ化もされており2013年10月から2016年3月までという長い期間放映された。
24位 HUNTER×HUNTER
作者:富樫義博 既刊33巻(2016年6月現在)
説明不要の人気漫画。1998年から「週刊少年ジャンプ」で連載中だが休載が多すぎてなんだかよくわかりません。
とにかく面白い。連載が再開されてコミックスが出る度にネットが話題の渦に包まれる。 休載期間が長すぎて前の話を忘れてしまうが、読むと改めて面白いと感じるその凄さよ。
とにかく面白い、面白いんだけれど…描かない。
読者ももう諦めていると思うが、この作品、終わるんだろうか… ジャンプ扱いに困っているだろうが筆が乗ればその面白さは漫画界随一のため、我々も待つしかないですね。
死ぬまでにはなんらかの決着をつけてくれればいいなぁ…
とにかく面白い。それだけ。
23位 東京タラレバ娘
作者:東村アキコ 既刊6巻(2016年9月現在)
講談社より刊行されている「Kiss」にて2014年5月号より連載されている恋愛漫画。
東京でそれなりの仕事を持ち、それなりに恋愛をしてきたが、なんとなく結婚できずに33歳になってしまったアラサー女子3人の婚活事情を、容赦なく激しい展開で抉るように描いた婚活?漫画である。
正直男の自分でも少し道がそれていたらこうなっていたかも、というリアリティと危機感をいただかせる内容で、今のところ救いも無くただただ追い込まれていく3人を見ていると、東村先生ってなんてSなんだ…という感想しか浮かばない。
描かれている内容について誇張表現はあるものの、概ね正論で、結婚したい男子女子の皆さんはこの本を読んで即座に行動すべきであるとは思う。
妻から紹介されて漫画だが、女性の方には相当刺さるらしいのである程度の覚悟を持って読まれたし。
しかしこの東村先生、今もっとも注目されている女性漫画家なだけあって読んでいて本当に「天才だ」と思う。そしてドSだと思う。しかも本物。
この漫画にはモデルになった知り合いがいるらしく、こんな事をいっているのが面白すぎて漫画にしてしまったというのだから恐れ入る。
漫画が好きな社会人の方にはぜひ読んでいただきたい。 嫁から勧められた漫画。
22位 ベイビーステップ
作者:勝木光 既刊41巻(2016年8月現在)
「週刊少年マガジン」において、2007年より連載中のテニスを題材とした漫画。
几帳面で真面目な男子高校生、丸尾栄一郎が、高校入学を機にテニスの魅力に目覚め、テニス選手として成長していく。
本作は綿密な取材に基づいて現実的な技術や戦術、トレーニング理論が描かれており、テニス未経験だった主人公が成長していく様子や、強敵に勝つ過程などについても非常に細かく理論的に描かれているため読者も感情移入しやすく、納得できる内容になっている。
主人公も非常に好青年で努力家であるため、素直に応援できるのも魅力的。 えーちゃんの成長から目が離せませんわ。毎週楽しみ。
テニスはほとんど興味の無いスポーツだったがこの作品は別格に面白いため、毎週マガジンを楽しみにしている要素の一つ。 アニメもNHKで放映されており凄く良い出来なので漫画版、アニメ版どちらもおすすめ。
スポーツ漫画が好きで未読ならぜひ読んでもらいたい作品。
21位 DAN DOH!!
原作:坂田 信弘、作画:万乗大智 DANDOH!!(全29巻)、DANDOH!! Xi(全15巻)、DANDOH!! ネクストジェネレーション(全4巻)
「週刊少年サンデー」に連載されていたゴルフを題材とした漫画。 「DAN DOH!!」は1995年から2000年まで、続編となる「DAN DOH!! Xi」(ダンドー!! ザイ)は2000年から2003年まで、さらにその続編となる「DAN DOH!! ネクストジェネレーション」(ダンドー!! ネクストジェネレーション)は2004年から2005年までそれぞれ連載された。
熊本市の小学校に通う野球少年、青葉弾道(通称:ダンドー)が偶然伝説のプロゴルファー新庄の指導を受ける事になり、ゴルフを通じての成長を描いた漫画。
物語の後半や続編は一部現実とかけ離れたトンデモゴルフになってしまうものの、困難や苦境に打ち勝つ姿、仲間との絆、時にはプレイヤーとしてだけでなく、キャディーとしてお互いを認め合う過程などアツさと感動に満ち溢れている名作で何度読んでも面白い。
ゴルフという紳士のスポーツの素晴らしさを体感できる漫画。
ちょっと古いがゴルフ漫画の隠れた名作。
20位 動物のお医者さん
作者:佐々木倫子 全12巻(花とゆめコミックス)、全8巻(白泉社文庫)、全6巻(愛蔵版)
1987年から1993年にかけて白泉社「花とゆめ」に連載された動物漫画。 札幌市にある「H大学獣医学部」を舞台に、獣医師を目指す学生の日常をコメディタッチで描いている。
主人公の飼い犬であるシベリアン・ハスキーの「チョビ」はシベリアンハスキーブームを巻き起こし、同時にH大のモデルである北海道大学獣医学部の志望者数が跳ね上がるなど、この作品の影響で獣医を目指す人が増えたであろう作品。
最大の特徴としては動物のセリフとしてふきだしなしの文章が明朝体のレタリングをされてコマ内に書かれる演出がされており、作品に漂っている独特のまったりとした雰囲気と相まって、実に癒される作品。
佐々木先生の独特の雰囲気が動物たちとマッチしており素晴らしい世界観を構築している。優しい世界。
ドラマ化もされ何度もシベリアンハスキーブームを作り上げたと思われる。
自分は生物系の進路に進み、今の仕事も若干関係があるため、獣医学部の話の内容も共感できる部分が多いが、オートクレープで芋はふかしたくない。いやほんとに。
19位 彼氏彼女の事情
作者:津田雅美 全21巻
「LaLa」(白泉社)において、1996年2月号から4月号までの短期連載(全3話)として掲載されたのち、1996年7月号から2005年まで連載された少女漫画。
“仮面優等生”の事情を持つ主人公2人の恋愛と成長、コンプレックスとの対峙、そして周りを固める個性豊かなキャラクター達の人間模様が描かれる作品。
ノリは軽快で軽い雰囲気の登場人物が多いと思いきや、各人の抱える問題の根は深く、物語の後半はかなり暗い展開が続くものの、主人公宮沢雪野の持ち前である努力家の一面と溢れるバイタリティで総一郎たちと共に乗り越え、大きく成長してゆく過程が秀逸で面白い。
登場人物は女性の方が強く、男性の面々は設定もあるが少々メンタルに問題あり。 ゆきのんマジゆきのん。
笑いと青春のバランスが良い名作恋愛漫画。
アニメ版の制作会社はガイナックスでシン・ゴジラやエヴァの庵野秀明が監督。途中原作に追い付いてしまった関係もあって、原作の最後までを描いてはいないが、庵野監督作品だけあって、実験的で遊び心にあふれており、隠れた名作。
18位 H2
作者:あだち充 全34巻
週刊少年漫画雑誌「週刊少年サンデー」に、1992年から1999年まで連載された高校野球を題材とした漫画。
2人の野球少年と2人のヒロインの、野球にかける青春と恋を描く。
作者は多数の野球漫画を描いており特に「タッチ」が有名だが、その他の野球漫画を含めても、野球と恋愛、青春を最もバランスよく描けている、青春野球漫画の金字塔、だと思っている。
とにかく全ての要素がハイレベルでまとまっている漫画。
今思うと2人のヒーロー「比呂と英雄」はどちらも化け物級の高校生だったが、最近は野球のレベルも上がってきたのでそこまででもないのかもしれない。
私が野球に興味が無い方にまずはおすすめしたい、野球入門にも絶好の名作である。 ドラマ化、アニメ化もされている。
17位 虹色とうがらし
作者:あだち充 全11巻
「週刊少年サンデー」にて1990年から1992年まで連載された、未来の地球によく似た星の、江戸という町を舞台にした漫画。
その江戸のからくり長屋に暮らす七人兄弟はそれぞれ母親が違う異母兄弟であり、それぞれの葛藤や関係をあだちテイストで描いている。
スポーツ漫画が得意なあだち先生には珍しい、割と日常系に近い内容で七人兄弟の絆や恋愛描写などが上手くかみ合っており、個人的にはあだち漫画の中で一番好きな作品。
総合力は「H2」が断線上だと思うが、好みの差でここにランクイン。 11巻という手頃な短さなので漫画喫茶などで読むのもおすすめ。
16位 GIANT KILLING
「モーニング」(講談社)にて、2007年から連載されている漫画。
大物喰い好きな弱小プロサッカークラブの監督を主人公に描く、新感覚のサッカー漫画。
サッカーの描写も普通に面白いのだが、監督がチームのメンバーに勝者のメンタリティを植え付けて行く過程は、仕事に通ずるものがあり、大事なのは考え方、という事を教えてくれる漫画である。
何事も僅かな差、という事と、今までの考え方を改めるにはこんなに大変なのかという事をしみじみ感じるある意味大人向けといえる。
途中ちょいちょい過去シーンなどを挟むためテンポに少々問題があるが、コミックスで読めば無問題。
今までのサッカー漫画とは違った角度からサッカーを楽しめる名作である。 NHKでアニメ化しており、そちらもおすすめ。
15位 DRAGON QUEST -ダイの大冒険-
「週刊少年ジャンプ」にて1989年から1996年までの間連載されたエニックスの人気RPG「ドラゴンクエストシリーズ」の世界観、設定を元にした漫画。
当時絶対的な人気を誇っていたドラゴンクエストを元にしたオリジナル漫画。 勇者や魔王といったお馴染みの要素に、「竜の騎士」といったドラゴンクエストらしい要素を加えて人気を博した。
主人公となる勇者「ダイ」とダブル主人公といってもいい存在の相棒「ポップ」の存在がとにかく光る。立派な勇者として描かれるダイに対して、ポップは普通の一般人の立場で魔王に挑み続けた。
主人公たちのライバルポジションである魔王ハドラーに最終的には「この男を死なせたくない」と涙を流させるまでに至る。
登場する誰もが「人間は弱い、価値がない」と嘆く時に「価値があるんだバカヤロー」と言い続ける役目がポップであり、人間の代弁者として大魔王に挑んでいくのがポップである。
もうポップの活躍を見るだけで読む価値のある漫画ですよ、ほんと。
14位 幽遊白書
作者:冨樫義博 全19巻(JC)、全15巻(完全版)、全9巻(SJR)、全12巻(文庫)
「週刊少年ジャンプ」に1990年から1994年にかけて連載された、「HUNTER×HUNTER」冨樫義博の漫画。
オカルトや格闘要素を織り交ぜながら、主人公の浦飯幽助とその仲間たちの活躍を描く、ジャンプの中でも王道の漫画。バトルあり、仲間との絆あり、恋ありと今思えば本当に王道で安定して楽しめる。
「HUNTER×HUNTER」の方が面白いと思うが、こっちの方が好き、という理由でここにランクイン。 富樫が無理やり終わらせたという「あの」ラストも結構好き。
最近の若い子は読んだこと無いらしいので、「HUNTER×HUNTER」を面白いと思ったらこちらも読んでほしい。
13位 ファンタジスタ
作者:草場道輝 全25巻(単行本)、全13巻(文庫版)
「週刊少年サンデー」にて1999年から2004年まで連載されたサッカー漫画。
題名の通り「優れた技術を生かし意外性のあるプレーを行うサッカー選手」を意味する、ファンタジスタに焦点を当てた作品。
その特性ゆえに組織と馴染まない、守備をしないといった「ファンタジスタ」というサッカー選手の存在とその未来を主人公「てっぺい」の視点から描く。 その描き方が理論的で読んでいても納得がいき、アタッカーとしてレジェンドだった先週はこんなかんじだったのか、と想像させてくれる。
後半は実在のプロサッカークラブイタリアセリエAの「ACミラン」にてっぺいが入団するというサッカーファンも驚きの展開で面白い。
終わり方がすごく綺麗で私が読んだ中で最も完成されたサッカー漫画。ファンタジスタというものに対しての作者の答えがきっちりと描かれている。
ちなみに続編も出ており、成長しワールドカップを戦い抜くてっぺいたちの姿が見える。 なんとそちらには日本代表の本田圭佑選手が実名で登場。
12位 うしおととら
作者:藤田和日郎 全33巻 + 外伝1巻、文庫版:全19巻、ワイド版:全18巻
「週刊少年サンデー」にて、1990年から1996年にかけて連載された、妖怪との関わり、バトルを中心とした漫画。
主人公「蒼月潮(うしお)」が妖怪「とら」と共に、妖怪退治の槍「獣の槍」を武器に、最強最悪の大妖怪「白面の者」と戦う姿を描く。 「うしお」と「とら」の出会い、「獣の槍」と「白面の者」との戦いは全くの偶然のようであったが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命に巻き込まれていく戦いを描いていくバトル漫画です。
とにかくアツく、激しく、そして泣ける「週刊少年サンデー」を代表する少年漫画といえる。 その面白さについては文句無し。作り込まれた物語には読めば読む程引き込まれ、ラストの展開に涙すること間違い無し。
圧倒的画力と迫力で描かれたバトルシーンはもちろんのこと、読者の涙腺を刺激する感動の物語も読みごたえ抜群。 これぞ少年漫画、という要素がこれでもかと詰め込まれた、まさに名作です。
主人公たちは過酷な運命に翻弄され続けますが、ラストはハッピーエンドで終わるのも嬉しい。
古い漫画だが、第1シーズンが2015年7月か12月まで、第2シーズンが2016年4月から6月までアニメ化している。素晴らしい出来だったのでこちらでもおすすめ。
11位 からくりサーカス
作者:藤田和日郎 全43巻
「週刊少年サンデー」にて1997年から2006年にかけて連載された、藤田和日郎の長編第2作である冒険活劇。
作者の前作『うしおととら』を上回る複雑なプロットや展開、勝らずとも劣らない強烈なバイオレンス描写とアクション、前作にはあまり見かけられなかった恋愛要素も盛り込んでいるのが特徴。
物語の発端が開始時の200年前におこり、そこから現代に至るまでのエピソードが多くの登場人物の視点で描かれていて、ストーリーが進行していく事により徐々に明らかいなっていく極めて複雑な構成となっている。
圧倒的なボリュームと練られた物語、アツい展開、涙するシーン、前作「うしおととら」を超えたかのように思えた。 が、半面、かなり長く必要な描写だが中盤は我慢を強いられる場面も多いので、頑張って読み進める必要があるのが最大の欠点。
はまれば「うしおととら」よりこちらの方が好き、という人もいるはず。私もその1人。
死にざまが最高に格好いいキャラが多いんですよね。
主人公「才賀 勝」は私が最も好きな漫画のキャラ。
10位 究極超人あーる
作者:ゆうきまさみ 全9巻、ワイド版全4巻、文庫版全5巻
「週刊少年サンデー」にて、1985年から1987年にかけて連載された、私立春風高校を舞台に「光画部」(こうがぶ。一般にいう写真部)に属する生徒・OBたちとその周辺で起きるさまざまな珍妙な(ある意味非常識な)出来事を描いた学園コメディ漫画。
派手な活躍の場が少なく、比較的地味とされていた文化系クラブにスポットライトを当て、社会的には変人に分類される個性的な生徒や人々の感性や生態をユーモアをこめて肯定的に描いている。
今や多数見られる日常系、オタク系漫画の元祖ともいえる作品。 例えば「げんしけん」(講談社)などもオタクと写真という違いはあれど、やっている事はあまり変わらない。
こんな青春がしたかった。
ゆうき作品に共通する独特のまったり感が作品のテーマにぴったりはまって今読んでもなんとなく共感できる。 日常系漫画はあまり好きではないのだけれど、この作品を好き、という事はゆうきまさみが好きなんだろうなぁ。
OVA版も出ているのだが、ものすごく出来が良く、短いながらあーるの世界観を上手く再現している名作。
9位 こどものおもちゃ
作者:小花美穂 全10巻、完全版全7巻、文庫版全7巻
少女漫画雑誌「りぼん」1994年から1998年に連載された少女漫画。
学級崩壊、学校の抑圧性、少年犯罪、家庭崩壊、離婚、マスコミによる意識操作、バッシングなど現代の社会問題を「こども」の視点で語っており、軽いノリのギャグテイストで進むものの、根は深く、重い問題を題材としている。
前半はギャグ要素を全面に押し出し、実は重い問題を比較的軽く表現しているが、終盤物語が問題の核心に近づくにつれて深刻になっていく。 しかし子供には如何ともしがたいような問題に立ち向かっていく少年少女の強さがしっかりと描かれており、立ち向かっていく主人公たちが素晴らしい。
大人の事情や世間の事情に振り回されながらも現状と問題に対し、向かっていく少年少女の強さと輝きが目にしみる。
終わり方も好きで思い出に残る個人的歴代少女漫画No1。
8位 レベルE
作者:冨樫義博 全3巻(ジャンプ・コミックス)、全2巻(コミック文庫・SJR)
「週刊少年ジャンプ」誌上において1995年から1997年まで掲載された作者3作目となる連載作品。 「アシスタントを使わず一人で描いたらどうなるか」ということに挑戦した作品であるため、同誌としては異例の月1での連載となった。
山形県を舞台にオカルト的な要素の強い、宇宙人を題材としたSF漫画。地球にやって来たドグラ星のバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開される。
とにかく「面白い&富樫は天才だ」、につきる傑作漫画。 独特のテンポから繰り出されるセンス溢れるシュールな笑いは抱腹絶倒間違い無し。
3巻という短さは読みやすいものの、もっとこの話を読んでいたい、という思いにかられる。 同作者の作品の中で一番好き。
2011年にアニメ化もされており、そちらも爆笑必須の名作に仕上がっているのでおすすめ。
7位 魔法陣グルグル
作者:衛藤ヒロユキ 全16巻
「月刊少年ガンガン」(現:スクウェア・エニックス)にて、1992年から2003年にかけて連載されたファンタジーギャグ漫画。
作者衛藤ヒロユキのマニア的な部分(作者曰く、「データ化できない、よくわからないもの」)を凝縮したような作品で、ロールプレイングゲーム、特に当社の看板作品である「ドラゴンクエストシリーズ」の世界観のパロディ、プレイヤーの視点のパロディが基幹になっている。
ドラゴンクエスト風の黒地に白抜き文字のメッセージウィンドウがツッコミの役割を担っている。「踊りながら魔法陣を描き、それが魔法になる」という設定や、個性的で変態的なサブキャラクターのインパクトが特徴。
笑いとRPG、冒険要素をバランスよくミックスし、中盤以降もその勢いは衰えず完結した名作。 ほんとにくだらない、意味のわからない言動にも実は意味があり、絶妙な伏線となって物語に絡んでくる様子には笑いを通り越して関心までした。
ギャグファンタジーの金字塔。 アニメ化もされており、現在続編の魔法陣グルグル2がガンガンONLINEで連載中。
6位 ジバクくん
作者:柴田亜美 全6巻
「ファミ通ブロス」(エンターブレイン)にて1998年から2000年まで連載された、ファンタジーバトル漫画。
物語の舞台は、時計回りに12の世界に分かれた「ツェルブワールド」。 それぞれの世界には、人々を襲う「トラブルモンスター」に対処するため、聖霊を操って戦う選ばれた子供、通称・グレートチャイルド (GC) が各世界に1人ずつ存在する。
そんな中、伝説のGCに窮地を救われた主人公、爆が、GCの称号とそれに伴う聖霊や道具を譲渡されることになるが、正式なGCの資格と、常人を超える力の証「ライセンス」を12の世界の中心「針の塔」で手に入れられることを知り、12の世界を回り針の塔へと向かう事となる。
主人公の爆がとにかくアツい。尊大で態度はデカイが、口にした事は曲げず、仲間を大切にし、どんな困難にも立ち向かっていく。
割とよくある大口を叩く尊大系の主人公だが柴田先生の力量のせいか、本当にかっこよく、引き込まれる。
ジバクくんという謎のナマモノや、柴田亜美独特の笑いの要素も多いが、王道の少年漫画そのものであり、そのクオリティは凄く高いと思っている。
何故話題にならないのだろうと不思議に思っている、名作である。 絵が合わないとか言わず、6巻と短いのでぜひ読んでもらいたい作品。
5位 3月のライオン
作者:羽海野チカ 既刊11巻(2015年9月時点)
「ヤングアニマル」(白泉社)にて2007年から連載中である、「ハチクロ」の羽海野チカが描く将棋を題材とした漫画。
史上5人目となる中学生でプロ棋士となった主人公桐山零は割とマジで辛い人生を送っていたが、様々な人々と関わっていくうちに前向きになっていく様子が本当に秀逸。
登場人物の誰もが戦っており、そのアツさに、迫力に震える名言も多数と、現在連載している漫画の中で最も注目している一冊。
繊細ながらひた向きに、沢山の人の力を借りながら前に進む桐山零にアツくなって、震えて、涙しろ!
唯一の欠点は作者の遅筆さ。
これだけパワーがある物語を形にするのはとても大変なのだろう。 あとがきとかを読んでいると、大丈夫か…と思ってしまうが、そこは読者として信じるしかない。
羽海野先生頑張ってください。
2016年10月からアニメも放映予定なので、そちらから入るもよし。 必読の名作である。
4位 ストッパー毒島
作者:ハロルド作石 全12巻、REKC/全12巻
「週刊ヤングマガジン」1996年から1998年にかけて連載されたハロルド作石作の野球漫画。
舞台は日本のプロ野球界で主人公、毒島大広の所属する架空球団「京浜アスレチックス」と、当時存在していた6球団を加え1996年〜1997年シーズンのパシフィック・リーグを描いている。
登場人物は、当時活躍していたプロ野球選手・監督・関係者達をモデルにしているほか、実名でも登場する。
素行の悪い乱暴者が成長していくという、王道のスポーツものだが、舞台がプロ野球、主人公のポジションがリリーフであるという設定も手伝って、今までにない新鮮さがあった。当時実在していたプロ野球選手も登場し、毒島vsイチローなどの夢の対決や、ダイエー時代の工藤、城島バッテリーなどプロ野球ファンにはぜひ読んでもらいたい。
また所属チームはパリーグの弱小であり優勝から28年間、Aクラスから20年間(1997年時点)遠ざかっているお荷物球団、その弱小球団が勝てる集団に育っていく様子なども王道的で面白い。
今も語り継がれる名作野球漫画。野球漫画の中で一番好きな作品。
3位 医龍
原案:永井明、医療監修:吉沼美恵、作画:乃木坂太郎 全25巻
「ビッグコミックスペリオール」(小学館)にて2002年より連載を開始し、2011年にて完結した医療漫画。 作品を織り成す魅力的な登場人物、医療ミス、抗がん剤治療、院内感染、内科と外科の対立、チーム医療、医局制度と現在医療を取り巻く諸問題を告発する物語である。
主人公、朝田龍太郎がジョーカー的な核となり、何度となく描かれてきた「医局」内での様々な権力と、確執、医者とは何なのか、人を治療するというのはどういう事なのかを非常に複雑ながら魅力的に描いている。
後半は医局内で次期教授の座を巡る戦いが激化していくが、それぞれの教授候補も自分の信念を持っており、敵も味方問わず楽しめる。
主人公朝田率いるバチスタチームの手術はどれもエキサイティングで、心臓外科の研修医という立場ながらバチスタチームに抜擢される伊集院登の成長過程も本作品の見どころの一つ。
お気に入りキャラは現胸部心臓外科教授の野口賢雄。 主人公サイドから見ると倒すべき巨悪として描かれるが作中で様々な状況に変化が生じ「人間・野口」としての物語も大変魅力的。
アツく震える医療漫画の傑作中の傑作。
ドラマ化もしており、3作も作られた。
2位 機動警察パトレイバー
作者:ゆうきまさみ 全22巻、全11巻(ワイド版・文庫版)
「週刊少年サンデー」にて1988年から 1994年まで連載された、警察を舞台とした漫画。
1988年を基点とした10年後からの数年間の近未来の東京を中心とした地域を舞台とした漫画、アニメ、小説などのメディアミックス作品で、当時としては珍しいメディアミックスを展開した先駆的作品であり、現在もなお関連作品・グッズが数多くリリースされ続けている。
最大の特徴は大型の作業機械「レイバー」の存在。 大きな労働力として力を発揮している半面、軍事用のレイバー等も当然開発されており、レイバーを使用した「レイバー犯罪」もまた必然として顕在化している問題であった。
そのため警察や軍もそれに対抗するべく、レイバーを保有。そのレイバーに対抗すべく発足された特殊部隊「特科車両二課中隊」の日常を描いた作品である。
ゆうき作品独特のライトな雰囲気ながら要所を締める緊張感、そして「特車二課」と三度相まみえる黒いレイバー「グリフォン」との戦いなどロボット漫画といえるかわからないが、傑作ロボット漫画。
グリフォンとのラストバトルは屈指の名場面。
またアニメ、小説、OVA、映画などメディアミックス作品も多数あり、2014年から副数回に分けて実写映画化もされた。
おすすめは劇場版1作目。ある程度パトレイバーの知識はあった方がよいものの、名作中の名作である。
1位 ブラックジャック
作者:手塚治虫 少年チャンピオン・コミックス「ブラック・ジャック」全25巻(1974年-1995年/秋田書店) 手塚治虫漫画全集「ブラック・ジャック」全22巻+「鉄腕アトム」別巻1(1977年-1983年、1995年-1996年/講談社) 豪華版「ブラック・ジャック」全17巻+オールカラー版(1987年-2004年/秋田書店) 秋田文庫「BLACK JACK」全17巻+TreasureBook(1993年-2003年、2008年/秋田書店) 手塚治虫漫画全集DX版「ブラック・ジャック」全22巻(2003年-2005年/講談社) 少年チャンピオン・コミックス・スペシャル「ブラック・ジャック」全17巻(2004年-2005年/秋田書店) 手塚治虫文庫全集「ブラック・ジャック」全12巻+「鉄腕アトム別巻」(2010年/講談社) 「ブラック・ジャック大全集」全15巻(2012年-2013年(予定)/復刊ドットコム)
「週刊少年チャンピオン」にて1973年から1978年にかけて連載したのち、1979年1月15日号から1983年10月14日号にかけて不定期連載された。
言わずと知れた手塚治虫先生の大作。
無免許ではあるものの、唯一無二の神業ともいえるテクニックにより世界中に名を知られる、天才外科医ブラック・ジャックを主人公に、「医療と生命」をテーマにそれぞれ据えた日本を代表する漫画。
時にアツく、時に冷酷にだけれど悩み、悲しむブラックジャックの生きざまは私達の心を激しく揺さぶること間違い無し。
誰しも1つくらいはあるだろう、魂に刻まれた作品で初めて読んだ時は小学生だったと思うが大変な衝撃を受け、未だに1番のポジションを譲らない作品。
もうこれ以上の衝撃を与えてくれる漫画は登場しないだろうと思う。
リメイクやアニメ化なそれはもう数えきれないくらいメディアミックスされており、どれから見ようかと迷うところだが、とにかく原作から読んでもらいたい。読んで!
この作品ばっかりはもう抜けねぇわ、という事でこの順位にランクイン。
ベスト50書き切った。
厳選に厳選を重ねて書いてみましたが、う~ん、個人の趣味丸出しのランキングになってしまいました(笑) スポーツ漫画多すぎ(笑)
ですができるだけ自分の好きな漫画を読んでほしいのでこんな感じになってしまいましたね。 読んで面白いと思った漫画はそれこそ腐るほどありますが、こうやって改めてランキングにしてみると個人の趣味が浮き彫りになりますね。
他のメディアと比べて、手軽に、時間をあまりとらず読める漫画はやっぱり日本が生みだした素晴らしい文化であると思います。
最近は電子書籍も増えてさらに読みやすくなりましたしね。
さて、ここで終わりのはずですが、なんとこのブログ、当初は嫁に秘密にしていたのですが、通常考えられないだろうルートから嫁バレして、今や公認のブログになっています。
そして本記事を書こうと思っていると言ったら、私のお勧めものせろや!という要望をいただきました。 漫画に関してはお前ばかりに好き勝手書かせねぇぜ、ということで番外編として嫁お勧め漫画コーナーを特設しました。
以下ご参照下さい。
嫁お勧め漫画紹介
紹介文もある程度書いてもらいました。
クロノクルセイド
作者:森山大輔 全8巻
メディアミックス作品が多くを占める雑誌で、オリジナル作品として長年連載されていた名作。 登場人物たちが命を燃やしながらも前に進んでいく姿がたまらないんです。
連載時の最終回も大好きです。
彼方から
作者:ひかわきょうこ 全14巻、文庫版全7巻
ベテランひかわきょうこ先生のヒロイックファンタジー作品。 異世界召喚モノですが、召喚されたヒロイン・ノリコは全く言葉が通じません。
そんな彼女が異世界で初めて出会った人・イザーク 彼がまたすごく優しくて強くて素敵なんですよ... 善側悪側の描写はわかりやすい作品ではあるのですが、二人が互いを大切に思い、心を通わせて行く過程が素晴らしいんです 瞳が素晴らしい。
ひかわ先生はシーンやしぐさを切り取るのが非常に上手い漫画家さんで、荒野の天使どもシリーズ等もオススメです。 ぜひどうぞ。
回転銀河
作者:海野つなみ 全6巻
恋愛オムニバス。基本となる舞台は高校で、それぞれの登場人物たちがそれぞれの恋愛を見せてくれます。 読んだ後彼らの幸せを祈りたくなるような、さらっとしたいたりじんわりしたり、そのあたりのさじ加減が絶妙な作品です。
海野先生が現在連載中の[逃げるは恥だか役に立つ]はこの秋ドラマ化で、そちらもおすすめ。 少女漫画ではあるものの、さらりとしていて読みやすいので男性にもおすすめ。
ガンスリンガーガール
作者:相田裕 全15巻
出会いははアニメ1期で、たまたま深夜にテレビをつけたら第一話の放送でした。 当時アニメやオタク文化に疎かった自分は、愛らしい少女達がイタリアの街で銃器を振りかざしつつキャッキャウフフしている映像に 「これが最近流行りの萌えってやつなのか...?やべえ世界だ...なんてこった...」と思っていたのでした。
数年後原作を読み首をたれました。 キャッキャウフフどころじゃねえ...寧ろ大人達の哀しくシリアスな復讐劇じゃねえか...
読んでいるとすごくいろんな感情が渦巻くのですが、最終回最終ページで社会福祉公社の彼らや彼女達の生きてきた様が集約されていて走馬灯のようにイメージできて泣きました。
いい作品なんです。
ドロヘドロ
作者:林田球 20巻(2015年9月30日時点)
主人公はカイマン。 魔法使いによって顔をトカゲに変えられ、記憶も失っている。本来の姿を取り戻すため、日夜カイマンは魔法使いと戦い、闘い、ギョーザを食べる! (公式紹介文より)
だいたいこんな感じ...真実は闇の中 それが ドロヘドロ!
大好きです 。 とってもほのぼのしている。 キャラクターはみんなチャーミング。
我が家の冷蔵庫には、なんか頑張ってるギョーザ男の食玩が... タッチは荒く、時としてスプラッタ的な表現もある作品なのですが、大丈夫な方は是非読んで頂きたい!
キララの星
作者:森永あい 全13巻
2.5次元というワードを知っている方ならば、読むとイタタタたたと刺さるかもしれない。 故あって弱小プロダクションを切り盛りすることになってしまった女子高生(巨乳)と、彼女に見出され役者活動をスタートする男子高生のラブコメディ。
森永あい先生の漫画のテンポはハイスピードでジェットコースターのようです。 打ち切りだったようで、ただひたすら哀しい...
Marieの奏でる音楽
作者:古屋兎丸
穏やかで繊細で宗教的な世界観、可愛らしくも切ない恋心に胸を痛めたりする、そんな作品なのですが...読み終わった後に、全ての事象に理由があることを知り、また恋心が深い愛であったことを知るのです。
すごくよい作品なので是非読んでいただきたい...!
金の国水の国
作者:岩本ナオ
岩本ナオ先生はこれから始まって行く物語を描く天才だと思うのですが、こちらの作品は大円団の後も少し描かれていて、また広がっていく世界を感じました。
よい作品だった...
普通の少女漫画とはちょっぴり変わったキャラクター達が作り出す世界なのは他作品同様です。 にしても岩本ナオ先生の見せゴマの力はものすごいなあといつも思います。
先生の作品はどれも素晴らしくてオススメです。
聖戦記エルナサーガ
作者:堤抄子 旧版: 全13巻、新装版: 全8巻
全ての人間が魔法を持つ世界で、唯一魔法を持っておらず、そのため神の加護無き闇の姫御子と呼ばれているエルナ姫(wiki)が主人公のファンタジー作品。
エルナはその特性ゆえ世界で一番儚い存在なのですが、絶望を抱えながらも前を向いていく強さを持っているんです。 上記のままだとよくあるキャラクター像になってしまうんですが、そうではなくて、とにかくブレない。
一歩一歩世界と己を知り進んでいくその姿は本当に勇者なんです....
マンガ図書館Zで読めるので是非
メルモちゃん
作者:福山けいこ 全2巻
敢えて福山けいこ先生によるリマスターを...
とにかく可愛い 可愛くて悶える.....可愛いのバーゲンセールです。 初回限定についていたらくがきノートも最高なんだ。
スターシステムも健在です。
原作ももちろんおすすめ。
終わり
以上、いかがだったでしょうか。
しかし嫁と私のおすすめがかぶらない不思議(笑) お互いに持ってる漫画を読んだりはしていますけどね。
しかし漫画って本当に良いもんですね。
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