究極の俺ツエーゲーム エースコンバット4 感想 総評
皆さんゲームしてますか?
最近はスマホゲーに押されているようで中々に今までのゲームは厳しいようです。
しかし私はいまいちスマホゲーにはなじめませんねぇ…
最近はストーリーやゲーム性重視のスマホゲーも出ているようなので遊んでみたいとは思っていますが。
さて今回紹介してみたいゲームはナムコより2001年に発売されたプレイステーション2用ゲーム「エースコンバット04 シャッタードスカイ」です。
ジャンル的にはフライトシューティングとなっているようで、簡単にいうと戦闘機でドンパチするゲームとなります。
超バカにしてた
4というナンバリングからも判る通り、シリーズ4作目となるのですが、私はこのシリーズの存在を知りませんでした。
たまたま友人から借りたものです。
なんで借りたか経緯は憶えていないんですが借主は特にこのソフトについて面白いともつまらないともいっていなかった気がします。
しかし当時の自分をぶん殴りたいのですがミリタリー系全般を下に見ていまして、
「え?戦闘機のゲーム?ミリオタですかプギャーwバロスw」という舐めたノリでおりました。
借りたからやるか…ぐらいの気持ちだったんだと思います。
後にあれほどハマるとは知らずに…
オーソドックスなフライトものだが…
戦闘機を操って敵をミサイルで撃ち落とす、数少ないフライトシューティングの中でもそんなには難しくはないと思います。
最初は戸惑うと思いますが、難しい操作はオミットされているので、すぐ慣れるでしょう。
ゲームを始める前に難易度を選ぶことができるので、心配ならば難易度を下げておけば、クリアできない、という事もないと思います。
また周回プレイで機体を持ち越す事ができるので、2週目以降は序盤から強い戦闘機を使う事ができるので、俺ツエープレイも可能です。
というかこのエースコンバット4は知る限り、最高の俺ツエーゲーです。
昨今のラノベにありがちな俺ツエーなんて目じゃないですよ。
キリトさんやさすがお兄様をも超える、究極の俺ツエーが味わえる、それがこの「エースコンバット4」なのです。
圧倒的英雄感
ストーリーは割と深く、細かく説明すると長くなってしまうので簡単に説明すると、
「圧倒的に不利な戦況を主人公の快進撃により打破していく」
というものです。
これだけ書けばありふれていますが、その見せ方がたまらないのです。
主人公は一貫してしゃべりません。
所謂のっぺらぼうキャラです。
なので周りが盛り上げてくれるんですよね。
戦闘機モノ、と言う事で主な連絡手段が通信になります。
戦っている時の指令から、味方の何気ない台詞、敵の台詞などが通信という形で聞こえてくるんです。
悪態だったり、称賛の声だったり、敵の断末魔だったり。
それがミリタリー特有のノリで非常に気持ちよく聞こえます。
「撃墜したエースは誰だ?礼を言っといてくれ。」
「あきらめるな。最後まで努力しろ!」
などなど。
話が進んで主人公が脚光を浴びていくと
「1機すごいのがいる!リボンのマークをつけたやつだ!」
「目標、破壊!くりかえす、メビウス1が目標を破壊した。」
「北部上陸部隊より入電。メビウス1の働きに期待するとのことだ。」
「リボンの戦闘機は来ているのか。」
「我が軍はあいつに何機やられてるんだ!」
「すごい、メビウス1が俺たちの上にいるぞ。」
「くそ、リボン付きの飛行機だ。あいつは死神だ。」
と、周りが主人公を周知し、注目されていくのです。
ゲーム中の主人公の戦闘機にはコールサインと言うあだ名のようなもので呼ばれ、それが「メビウス1」。
さらに機体にエンブレムが付いているのですが、それがメビウスの輪を模したもので、これがリボンに見える事から、主人公機を「リボン付き」、「リボンのエンブレム」と呼ばれ、味方からは称賛を、敵からは恐れを集めていくのです。
敵側のエースを描くアニメーション
このエースコンバットはステージの合間合間にアニメーションムービーが入ります。
これはこの戦争に巻き込まれた少年の視点で進んでいくのですが、紆余曲折あって敵に占拠された中心都市で物語が進んでいきます。
そこで主人公が幾度となく戦う、敵のエース部隊「黄色中隊」、そのエースである「黄色の13」と出会い親交を深めていきます。
最初は敵が有利なのでその様子が描かれてい行くのですが、物語が進んでいくと主人公らの活躍によって自軍が有利になっていくので、敵エース部隊が追い詰められていく様が描かれていきます。
黄色中隊の隊長でエースである「黄色の13」は物語が進んでいくにつれて台頭してくる主人公の素質を早くから見抜いており、やがて自身の対等な敵手と認めるのです。
このアニメーションムービーが物語に深みを与えるとともに、主人公の英雄感上昇に一役を買っているのです。
俺ツエー好きならぜひ
「リボンとて、人間だ。落とせんことはない。」
「不死身の戦闘機など存在しない。」
「俺達は戦争に勝ったのか?」
「わからん。 だれが勝ったかは、歴史が決めることだ。 だが1つだけ言えることがある。 英雄は確かに存在する。 俺達の目の前にな。」
こんな台詞、かっこよすぎませんか?
もう激熱でプレイ中はテンション上がる事間違いなし!
随分昔の作品なのですが、昨今の俺ツエーや異世界モノが好きな方にもぜひ遊んでもらいたいゲームです。
リメイクや電子媒体でも販売が無いのでPS2でしかプレイできないというのが一番のネックなんですよね…
しかし安値で手に入りますのでPS2の本体をまだ持っているという方は、プレイを検討してみてください。
「大丈夫だ。こちらのエースは向こうより速い!」
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